先日、子供の頃によく連れて行かれていたお寺へタイミングが合ったので行ってきました。
当時はそのお寺がどういう意味を持っているのかも知らず、子供心にただただ「つまらない。」と思いながら祖父の我儘に付き合わされていると感じていたものです。
時が流れ数十年… ひょんなことからそのお寺がとても意味のあるお寺だと知りました。
久々に訪れたお寺にはほぼ人の姿はなく、参拝中は仏像と私のみの空間。
風がそよそよと辺りを包みこみ、虫の声が微かに聴こえる…
「あるがままで。焦らない。」と時空を超えて目の前にいる方からメッセージをもらったような気がしました。
かつては賑わいを見せていたであろうお寺も今日は私しかいない。
暗くてあまりはっきりとは見えなかったのですが、歴代、日本の歴史を大きく揺るがしたであろう方々のご尊儀がそこにはあり、なんとも言えぬ穏やかな空気がそこには広がっていました。
日本は本当に奥深い。
日本に居ながら知らないことがたくさんあるようです。
子供の頃に訪れたお寺で受け取ったメッセージ
