ビットコインですが、上がったり下がったり値動きが激しいですよね。
市場の状況に影響されている部分もありますが、実は過去の半減期で大幅に価格が上昇しています。
この記事では、ビットコインの半減期やマイニングについて詳しく解説しています。
ぜひ、最後までお読みください。
ビットコインって何?
ビットコイン(以下BTC)は、暗号資産の1つです。
日本銀行によると、暗号資産は以下のように定義されています。
要は、暗号資産とはインターネット上にあり、円や米ドルなどの法定通貨に換金したり、一部の店舗でお金の代わりに支払いができたり、送金ができる資産。というイメージです。
ただし、暗号資産は一般的な通貨のように国家や中央銀行が発行するお金のように裏付けする資産がなく、比較的、価格の変動が激しいのが特徴です。
少し話は逸れますが、BTCはSatoshi Nakamotoという謎の人物が作成したといわれていますが、Satoshi Nakamotoはいまだに誰なのかわかっていません。
こんなに凄い技術を含んだ暗号資産を作った人が謎の人物だなんて、なんだかロマンがあって面白いですよね。
ビットコインのマイニング
そもそもBTCは国家や中央銀行、企業などの管理下にない通貨です。
そのため、BTCは関わる人達で監視しあい、不正や改ざんが起こらないように有志で、取引の検証処理や新しいBTCの発行をしています。
BTCの取引の検証処理やBTCの新規発行(採掘)を行うことをマイニングと呼んでおり、マイニングに成功した人は報酬としてBTCを受け取ることができます。また、マイニングを行う人はマイナーと呼ばれています。
マイナーの報酬は2024年4月時点で1BTCあたり3.125BTC支払われ、当時のレートで$65,000前後と言われています。また、1BTCあたりのマイニング時間はだいたい10分程度と言われています。
10分で$65,000もの報酬を受け取れると聞くと、とても美味しい話に聞こえますが、報酬を受け取るには競争を勝ち抜き、競合の中で一番最初にマイニングに成功しなければなりません。そのため、マイニングには高速で計算処理できる複数の機会やマイニングにかかる電気代が必要となり、思っている以上に経費がかかるようです。企業がマイニングに参加している現在では、マイニングでお金を稼ぐのは難しいと言われています。
BTCが発行された当初はマイニング報酬が50BTCもあったようなので、現在は報酬自体もかなり下がってきているようです。
ビットコインの半減期
BTCには発行枚数に上限があります。
2,100万枚が上限になるのですが、中央集権的な管理をしていないBTCにとってはこの上限があることで希少性を保ち、価格を安定させているようです。
一般的に数に限りのあるものは希少性が上がり、価格があがります。
金やダイヤモンドなど希少価値の高いもので考えてみるとわかりやすいですよね。
希少性や価格を保つためにBTCでは、約4年に1度、マイニング報酬を半分に減らすことでBTCの採掘量を減らしています。このマイニング報酬を減らすイベントを半減期と呼んでいます。
半減期があるため、BTCが発掘される量は年月とともに減少していき、希少性が上がり、価格が上昇するとされています。実際に、過去の半減期後、BTCの価格は大幅に上昇しています。
2140年にはBTCの発行枚数が上限に達すると言われていますが、実際には2033年までに発行上限枚数の99%を発行し、2140年にかけて残りの1%を発掘するようなスケジュールであるとのこと。
この内容だけを聞いていると、ますますBTCの価格は上がっていきそうですよね。
ただし、マイニング報酬の減額にともなって、マイナーが保有しているBTCを売却し、価格に影響する可能性があるとも言われています。また、BTCが上限に達すると、マイナー達は取引処理手数料のみが報酬となる予定で、その後のBTCの運営が上手くいくのかなど疑問が残ります。
米SECがビットコインの現物ETFを承認することになったなど明るいニュースもあるものの、新しい制度であり、予想ができないことも起こりうるため、楽観視は危険です。
まとめ
BTCは以前から注目を浴びていましたが、米大統領選などを控え、更に注目が集まっているように思います。
私も以前から勉強しないといけないなと思いながら今に至ります。
BTCを調べていると、いろいろと複雑な部分もあり、疑問がわく部分もあるのですが、魅力的なことには変わりはなく、資産の一部でBTCを保有しておく分には悪くないのかな~。といった感じです。
賛否両論、いろいろな意見があると思いますが、ご興味のある方はぜひ、これを機会にいろいろと知らべてみてはいかがでしょうか?
余談ですが、こんな意見もあるので、ご参考までに・・・
デジタルポンジってデジタルポンジスキームと言いたいのかなと思うのですが、ポンジスキームの説明についてはコチラをご参照ください↓